働きながら博士号を取得した工学系技術者が最初に悩んだこと3つ

工学系院生のメンタル術

こんにちは,宇宙好き職員のこはぎです.

工学系技術職や研究職におつとめのエンジニアの方が,働きながら博士号を取得しようとしたときに,どんなケースがあるのか色んな人に聞いたのでご紹介します.

これから博士号を取得しよう!とする方の参考になればうれしいです.それでは,まいりましょう!

働きながら博士号をとろうと思った理由

会社の要請

働きながら業務と平行して博士号を取得した人の多くは,

  • 会社から博士号を取得するように言われた
  • キャリアアップや給与アップなど,個人の希望から

のどちらかが多く,1つ目の「会社から言われたケース」が多いのかなという印象でした.

グローバル展開で会社を発展させる場合や,海外との取引が多くなるのであれば,特に理系の技術職員に博士号取得を奨励するのはある意味納得.私は会社をやめて大学院に進学したタイプですが,結構,働きながら博士号取得を目指す「社会人ドクター」って多いんですよね.驚きました.

個人のステップアップ

海外では,博士号を持っていることが当たり前のような業界もありますよね.日本の民間企業ですと,博士号を持っているからといって修士号保持の方と比べて何かすごく待遇がいい,という訳ではないというお話も聞きます.

それでも,転職などのキャリアアップや,社内での立ち位置を向上させるために,自ら博士号取得を目指す方もそれなりにいます.

研究室選びのポイントは?

会社の要請にしろ,自ら目指すにしろ,働きながら取得されるかたは,何かしら今の業務内容と関連した研究を選ぶのがほとんどです.

  • 勤めている会社と大学の研究室が共同研究をしていてそこに入る
  • 出身大学の研究室の戻る
  • 新規開拓する

だいたいこの3つのどれか,かなという感じです.

いずれにしても,業務内容と研究内容が関連しているほど,博士論文も書きやすいです.研究は,未解決の研究ネタを見つけるという最初のステップから結構大変ですから,その点,業務を通じて発見した課題を大学で研究できたら,社会貢献という意味でもいいですよね.

仕事との両立はできるの?

結論からいうと,できます.

できる,できない,というより,やる!と決めるといった方がいいのかもしれませんが(笑)

修士号までお持ちであれば,講義出席による単位取得数は修士課程と比べてほんとに少ない(4単位とか)ので,土日開講の授業をうまく選べば,授業単位の取得は大丈夫なはず.

博士号取得の条件の厳しさは,大学によりますので,まずは修了要件を確認することをオススメします.発表実績や論文数がだいじです.特に論文数で,博士論文に関連する論文であることにもお気をつけください.

それより大事なのが,研究時間の確保です.「ここが一番キツかった」というのは,皆さん共通しておっしゃることだなと.土日は研究にあてる,平日夜は研究にあてるなど,時間と体力勝負の日々を過ごされていました.

大学,会社,自宅の距離にもよりますが,自宅に研究環境を構築できるならば,そうするのがマストなようです.

まとめ

いかがでしたでしょうか.

今回は,働きながら博士号取得をめざす,技術職,研究職の方に向けて,私が大学院生活6年で聞いた「すでに仕事と研究の両立の道を歩んでいる方」からきいた体験をご紹介しました.

博士号は,取得するまでが険しい道のりですが,発見の喜びは何にも代えがたいものです.取得したあとは,私も含めて皆さんしばし脱力期を迎えますが(笑)

それでも,あぁ博士号とってよかったなぁと思わない日はありません.ぜひ,挑戦してみてくださね.飛び込むときは一人でも,飛び込んでみたら仲間がいっぱいいるんだなと,私は思いました.

この体験記が,新たな1歩を踏み出そうとしている方のお役に立てたらうれしいです.

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